正直に言うと、私、ずっと自分のことを「脂性肌」だと思ってたんです。Tゾーンは昼すぎにはテカるし、あぶらとり紙が手放せないし。でも冬になると、頬がカサついて、洗顔後はピリッとつっぱる。テカるのに乾く。これ、どっちなんだよ、と。

40歳になって美容をちゃんと始めて、調べて初めて知ったんですが、これ「インナードライ」っていう状態らしいんです。今日は同じく矛盾した肌に悩む人に向けて、見分け方と冬のケアを、盛らずに正直に話していきますね。

テカるのに乾く矛盾の正体、インナードライって何?

インナードライをひとことで言うと、「肌の内側はカラカラなのに、表面はテカっている」状態のこと。乾燥が進むと、肌は「やばい、水分が逃げる」と勝手にあぶらを出して守ろうとします。その結果、奥はカサカサ、外はベタベタという、なんとも面倒なことになるわけです。

やっかいなのは、表面のテカリだけ見て「自分は脂性肌だ」と思い込んでしまうこと。私もまさにこれでした。あぶらを取る・洗いすぎる方向に走ると、内側の乾燥はむしろ悪化する。ここ、地味にデカいんです。

自分がインナードライか、30秒でできる簡単チェック

難しい機械はいりません。洗顔して10分くらい何も塗らずに放置したあと、肌がどうなるかを見るだけ。次のどれに当てはまるか、ちょっとメモしながら読んでみてください。

  • 頬や口まわりがつっぱる・粉をふくのに、Tゾーンはテカる → インナードライの可能性が高い
  • 全体的にカサつき、テカリはほぼない → 乾燥肌寄り
  • 放置しても全然つっぱらず、すぐ全体がテカる → 本当の脂性肌寄り

「テカるのに、つっぱる」が同居していたら、ほぼインナードライ確定だと思っていいです。私はこれで自分の勘違いに気づきました。ただ、ここで多くの人がハマる落とし穴があって。

スキンケアをする男性
テカリ=あぶら肌、と決めつけないのがコツ

私がやらかした「ベタつくから保湿しない」問題

その落とし穴がこれ。「ベタベタするのに、さらに保湿クリームなんて塗ったらもっと脂っぽくなるじゃん」という勘違いです。完全に過去の私です。

でも逆なんですよね。内側が乾いているから、肌があぶらで補おうとしてテカる。だったら、足りない水分をちゃんと入れてあげれば、肌は「もう守らなくていいや」とあぶらを出すのをゆるめてくれる。保湿をサボると、テカリはむしろ加速する。これ、知ったときは正直ショックでした。

冬のインナードライ、保湿ケアの基本3ステップ

やることは難しくありません。むしろシンプル。私が始めて「これならズボラでも続く」と思った3ステップを置いておきます。

  • ① 洗顔は朝晩2回まで、ぬるま湯で。熱いお湯と洗いすぎは乾燥の犯人なので封印
  • ② 洗顔後はとにかく早く化粧水。水分をたっぷり、ハンドプレスで押し込むイメージで
  • ③ 最後に乳液かクリームでフタ。入れた水分を逃がさないのがこの一手の役割

ポイントは③。化粧水だけで終わると、せっかく入れた水分が冬の乾いた空気にどんどん持っていかれます。フタまでがワンセット、と覚えておくとラクです。

化粧水・保湿アイテムは何を選べばいい?

アイテム選びで迷ったら、私はとりあえず成分表の頭のほうを見るようにしています。インナードライなら、水分を抱える系の成分が入っているかが目印になります。

  • セラミド:肌のバリアを助けてくれる、いわば内側の壁の補修役
  • ヒアルロン酸:水分をぐっと抱え込んでくれる保水のエース
  • テクスチャは、ベタつきが苦手なら「さっぱり寄りの高保湿」を選ぶとストレスが少ない

高い物を一発で当てる必要はないと思います。合うかどうかは肌質次第で、効果の感じ方にも個人差があるので。私は安めの物で試して、肌に合いそうな成分の傾向をつかんでから次を選ぶ、というやり方に落ち着きました。最後は自分の肌で確かめるのが確実です。

よかれと思ってやりがちなNG習慣

最後に、ついやっちゃうけど逆効果になりやすい習慣を3つ。全部、過去に私がやらかしたやつです。

  • あぶらが気になるからと、1日に何度もゴシゴシ洗顔する
  • テカリ対策であぶらとり紙を使いすぎ、必要な皮脂まで取り去る
  • 暖房ガンガンの部屋に加湿なし。冬の室内は思った以上にカラカラです

どれも「テカる=あぶらを減らせばいい」という発想から来てるんですよね。でも本丸は内側の乾燥。そこを満たすのが先、と覚えておくと判断を間違えにくいです。

まとめ:テカリの裏に乾きあり

インナードライは「表面のテカリにだまされて、内側の乾燥を見落とす」のが一番の罠です。テカるのにつっぱるなら、あぶらを取る発想から、水分を入れてフタをする発想へ。これだけで冬の肌の機嫌はだいぶ変わってきます。

私もまだ始めたばかりで偉そうなことは言えませんが、「自分の肌タイプを勘違いしてた」と気づけたのは大きな一歩でした。あなたも心当たりがあるなら、まずは洗いすぎをやめて、保湿のフタまでをワンセットにするところから。ここ、メモしといてください。